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結果に直結する「伝え方」とは?

皆さん、こんにちは!

 

専門用語をたっぷり盛り込んだプレゼンテーションや説明の際にあえて難しい用語を使いたがる教育者の方って意外と多いですよね?

 

難しい言葉を使いたくなる気持ちは分かりますが、それはただの自己満足でしかありません!

 

当たり前のことですが、目的は聞き手に自分の意図を「伝える」ことですので、最も「伝わる」言葉を選ぶ必要があるのです!

 

そこで、今回は他者への「伝え方」について取り上げていきたいと思います!

 

 

1.難しい話は「例え話」で伝える!

突然ですが、ここはセミナー会場です!あなたは年金が本当に十分な額支払われるのか?不況に歯止めがかからず、経済は減退していくのではないかと不安に思い、資産形成のためのセミナーに参加することにしました!

 

そこで、セミナー講師が現れ、株式での資産形成について話を始めます。

 

「これらの株式はPERが高く、非常に割高である。元本を守り、老後に備えた確実な資産形成を行うためにはこのPERを意識する必要がある。PERの算出式は株価/EPSであるからして、、、、、、」確かに専門的な知識を持っていて信用には足る方でしょう。

 

しかし、、、、、意味不明です!いますぐに教室から抜け去りたくなります!

 

このような場合、まずはもっと一般的な観点から例を用いて伝えた方が効果的なはず!

 

例えば、

「PERは株式をお得に買うために利用する指標となるものです!

突然ですが、皆さんスーパーに行かれますでしょうか?

ほとんどのスーパーではある時間帯になるとタイムセールが始まりますよね!

同じコロッケに買うとしてもタイムセール中に買った方が値引きされ、お得な価格で買うことができるわけです!

PERを使うことにより、コロッケの代わりに株式がタイムセール中かを判断することができます!具体的にはこのPERの値が低ければ低いほど、割引率が高く、その株式がお買い得な価格で売りに出されていることになります!」

 

こちらの説明ではいかがでしょうか?

 

厳密な説明ではありませんが、PERの概念は理解してもらえるかと思いますし、身近にあるものを例にして説明されているので、分かりやすいですよね!

 

プレゼンテーションの達人、スティーブ・ジョブズ氏が新製品の発表会などで意識していたことの一つが「メタファー」と言われるものです。

「メタファー」とは簡単にいうと「例え話」使うというもので、iPodの製品発表が有名です!

 

「みんな、聞いてくれ!これで1000曲をポケットに入れて持ち歩けるんだ!」

 

2.簡潔に伝える!

これはいろんな場面で取り上げられるテーマですよね!

でも、要点を簡潔に伝えるって意外と難しい!

 

伝える内容についてしっかりと理解している必要がありますし、積み立てると言うよりは無駄なものを削ぎ落とさなければなりません。

 

しかし、ダラダラと話されるよりも簡潔に伝えられた方が、聞き手としては頭にスッと入ってきますし、何より集中力を保った状態で話を聞いてもらうことができます!

 

つまり、簡潔に話すことによって自分の意図がより伝わりやすくなります!

 

では、どうすれば簡潔に話すことができるのか?

様々な方法がありますが、最も実践的なものは「結論から話す」ことでしょう。

 

そして、結論から話す際に使えるフレームワークが「PREP法」です!

 

 

PREP法の使い方としては、まず「結論」を話すことによって全体像を把握してもらい、なぜ、そのような結論に至ったのか「理由」を話します。

そして、先ほどご紹介したメタファーを使って「具体例」を示し、最後にもう一度「結論」を繰り返します!

 

例えば、こんな感じです!

 

結論:

睡眠の質は、仕事の質に直結します。

 

理由:

なぜなら十分な睡眠を取り、頭をクリアにしておくことで情報処理能力を高い水準に保つことが出来ます。それにより、同じ時間で処理できる仕事の量が大きく変わってくるからです。

 

具体例:

夜遅くまでテレビを見ていたり、考え事をしていて眠れなかった経験はありませんか?

その時に迎えた朝の気分を思い出してください。きっとこう思ったのではないでしょうか?

ああ、あと5分眠りたい。。。

そして昼になれば5分で良いから眠りたいと思うのです。

これでは高い生産性や質は望めませんよね?

 

結論: 

このようなことから、私は睡眠の質が仕事の質と密接に関連していると思うのです!

 

PREO法はプレゼンテーションで用いられることが多いフレームワークですが、これを部分的、簡易的にでも取り入れることで、相手が分かりやすく「簡潔」に感じられるような話をすることができるのではないかと思います!

 

ぜひ、機会があればPREP法を試してみてくださいね!

 

 

3.最後に

 いかがでしたでしょうか?

 

自分の言いたいことが言えたかどうかを振り返ることは日常的に行っていても、自分の言いたいことが上手に伝わったかどうかはあまり意識されていないのではないでしょうか?

 

同じ内容の話でも、話し手によって理解のしやすさが大きく変わってきます。

 この「伝える力」はビジネスシーンにおいても私生活においても非常に重要なものです

 

今回ご紹介した「伝え方」は決して難しいものではありませんので、この機会に一生使える「伝える力」を磨き、できるやつデビューしちゃいましょう!!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

では、またお会いしましょう!